気仙沼市議会 2021-12-13 令和3年第121回定例会(第3日) 本文 開催日: 2021年12月13日
ハード面では、現時点において、レインボーマークの表記を含め、当事者からの様々な意見があり、他の自治体においてもそれぞれの判断で整備しておりますが、本市といたしましては、当事者の利用意向の高い多目的トイレや男女共用トイレなどの設置に関し、各施設における整備上の制約などを踏まえつつ、多様性を受け入れるトイレ環境づくりに努めてまいります。
ハード面では、現時点において、レインボーマークの表記を含め、当事者からの様々な意見があり、他の自治体においてもそれぞれの判断で整備しておりますが、本市といたしましては、当事者の利用意向の高い多目的トイレや男女共用トイレなどの設置に関し、各施設における整備上の制約などを踏まえつつ、多様性を受け入れるトイレ環境づくりに努めてまいります。
災害時、トイレ環境の整備は大変重要であります。本市においても、ぜひ導入を検討すべきと考えますが、見解を伺います。 26 ◯志村新一郎議長 畑中危機管理課長。
次に、市立病院の諸課題についてでありますが、外来ホールと救急入り口のトイレ環境の改善についてでありますが、外来トイレは受け付け後に診察や検査等を受けるまで多くの来院者にお待ちいただく外来エリアの中心位置に、車椅子利用者や授乳・おむつがえに対応した多機能トイレを含めて設置しております。
災害時のトイレ環境は大変重要でありまして、トイレが少ないとトイレを我慢したり、また水分を制限したりして脱水症状になったりと、健康に悪影響を及ぼすことにつながってまいります。仮設トイレの普及も進んでおりますけれども、東日本大震災では仮設トイレが避難所に行き渡るまでに、4日以上要した被災自治体が全体の約66%を示していたということであります。
避難所等のトイレ環境を確保するための手段として、被災地以外からの運搬、設置する方法がありますが、東日本大震災においても仮設トイレが避難所に行き渡るまでに要した日数は4日以上かかったと回答した自治体が全体の66%を占めております。 排せつは我慢することのできない生理現象であります。
ガイドラインでは、災害時における快適なトイレ環境の確保は命にかかわる重要な課題として位置づけ、災害発生時からの時間経過などを考慮し、簡易トイレやマンホールトイレ、仮設トイレ等、複数のタイプのトイレを組み合わせて確保することを基本的な考え方としております。
その際も申し上げたのが、高速道のサービスエリアやJR駅などのトイレ環境の改善であります。その向上には目をみはるものがあります。清掃管理が徹底されていることは言うまでもありませんが、トイレットペーパーも常備されております。
一方、学校施設のトイレは、いまだ和式が圧倒的に多く、子供たちの育ってきたトイレ環境とは異なるものであり、利用に戸惑いを感じる子供たちがいるのも実態です。学校施設は子供たちが1日の大半を過ごす場であり、快適な環境づくりは大事であり、また災害時には避難所にも利用されることも考えれば、トイレの洋式化を、より積極的に推進していくべきではないでしょうか。
過去の災害をもとに、避難所などへの設置数の目安を示したほか、快適なトイレ環境を確保するための配慮事項なども明記しております。各自治体に整備を促したいという考えとのことです。マンホールトイレに関する指針策定は、過去の災害時に避難所のトイレ環境が劣悪になり、当市でも東日本大震災で経験してありますけれども、避難者の健康に悪影響を及ぼしていた実態が背景にあるとのことであります。